にいがたテーブル食物アレルギーのオンラインコミュニティ
当サイトについて
身近に食物アレルギーのちょっとしたことを相談できる人はいますか?
新潟初!食物アレルギーがあっても新潟で楽しく暮らすための情報共有ページとオンラインコミュニティ
こんなことに寄り添いたい。
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周りに食物アレルギーの人がいなくて、ちょっとしたことを相談できない
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こんな時、先輩ママ達はどうしてきたのか聞きたい
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アレルギーに配慮したお店や食品をもっと知りたい
健康に関わることなのに、ご自身や身近に食物アレルギーの方がいない人とはなかなか想いがつたわらないことがあります。
オンラインコミュニティでは、食物アレルギーならではのあれこれやあるあるを、同じような境遇のメンバー同士で情報共有できる場です。食べられないものや症状などはそれぞれ違うかと思いますが、同じ境遇のメンバーが集まる場なので「それわかる!」「それ困るよねー」と理解が広がり、「そんな時、私はこうしたよ!」「こんなのあるよ!」など経験者さんたちの知恵が共有できる場になれば良いなと考えています。
ネットで検索してみても全国的な情報や他地域のものが多く、新潟在住の方に特化した場が必要だと考えてきました。
登録・入会は無料。コミュニティ内ではニックネーム表示できるので、プライバシーも保たれます。SNSのような感覚で参加いただけます。
ご参加いただく皆さんと「オンラインだけど繋がれてよかったー!」と思えるようなコミュニティにできればと思いますので、ご協力お願いします!!!
管理人ページ開設の想い
若山 裕伸
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こかげカフェオーナー(2024.9閉店)
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おこめパンのお店★ちいさなほしディレクター(2023.12閉店→製造販売準備中)
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NPO法人あおぞら 営業
ある日、自身の子供に食物アレルギーがあることがわかりました。飲食業に関わってきたこともあり、他の人よりは食に関する情報の感度は高いと思っていましたが、自分では食物アレルギーもなく、買い物の際に原材料の表示などさほど気にもせず、「特定原材料」という言葉さえ知りませんでした。
その日から家族の食生活は一変。子供の口に入るものはもちろん、家庭に持ち込まれる食品は全て原材料をチェック(主に妻ですが)。スーパーでの買物にもこれまでの倍以上の時間がかかったり。。。
子供を幼稚園に預けるようになってからは、給食の献立のチェックから食べられないものがある時は代替のおかずの準備まで(全て妻です)、アレルギーがなかったら不要だった気苦労が増ますよね。そして何より衝撃的だったのは、幼稚園で毎月ある誕生会で、食物アレルギーがあるとみんなと同じケーキが食べられない!ということでした。まだ幼い本人はどこまで感じているのかわかりませんでしたが、親としてはかわいそうでかわいそうで。涙。
家庭内だったら親が子供に合わせて食べるものを選択すれば楽しい食事の時間はいくらでも持てますが、社会と関わるとそうはいきません。美味しいものには卵や乳製品、小麦といった小児食物アレルギーの原因物質ベスト3はだいたい入っています。それを食べられない人は疎外感を感じながら生きていくのだろうか?これからどうなっていくんだろうと不安は募りました。
子供の成長とともに社会との接点が増え、親の目が届かない機会が増え、アレルギーの症状が改善しなければ心配事は増えていきます。※成長とともに症状が改善される方が多いです。
そんな境遇の中、僕は飲食店をはじめました。コンセプトは「卵・乳製品不使用」です。
そんな子供たちにも外食の機会は社会経験として必要だし、たまに外食もできないとご家族も疲れちゃいますよね。
色々と調べてみると卵と乳製品が小児アレルギーの原因物質の約7割を占めているというデータを発見しました。全てのアレルゲンに対応することはできませんが、自身の息子が食べられない卵と、その次に多い乳製品を使わないお店ができれば、多くの方が利用できるじゃないか!と考えてのことでした。
お店を始めて、食物アレルギーのお子さんを育てている方々と少しづつ接する機会が増えてくると、それぞれ抱えている悩みは千差万別だけど、ちょっと食物アレルギーのことをお話しするだけでも「あ、この人は少しはわかってくれるんだ」といういつも食事の時の張り詰めている緊張が少し解ける瞬間を感じるようになりました。
あ、やっぱりこのお店を始めて良かったなと嬉しく思いつつも、営業中に調理をやりながらではなかなかそんなご家族とお話しする時間も取れません。そこで管理栄養士さんを交えた座談会「お話し会」を企画したことがありました。その時に集まってくれたあるママさんが、イベント終了後もまだ話し足りなかったのか、管理栄養士さんに色々と質問をされていて、最終的には「近くに相談できる場もなく、本当にありがとうございました」と泣き出してしまったことを今でも鮮明に覚えています。食物アレルギーに配慮した飲食店だけではなく、こういう時間がもっと必要だと強く感じた出来事でした。
しかしその後は小さな飲食店を経営しながらなかなか時間的余裕もできず、そのような機会を作ることができずにもどかしく思いながらも時間は過ぎていきます。
このコロナ禍もあって生活環境が変わる中、テクノロジーも進化して、僕が主催して集まってもらわなくとも、オンライン上で集まった人たちが時間がある時に情報交換をしたり、気軽に困ったことを相談する場を作ったらいいんじゃないか?という考えに至りました。
SNSで食物アレルギーに関わる方とも繋がりが多くなりましたが、新潟という地域で会おうと思えば会える距離で、食物アレルギーについて話せる場があると良いと思いませんか?
参加いただけるメンバーが増えてきたら、オンラインミーティングや食物アレルギーに配慮した商品の試食会なども企画してみたいなと考えています。
皆さんの想いや経験を集めて、食物アレルギーがあっても新潟で楽しく過ごせるヒントを得られる場になっていければと考えていますので、それぞれのスタンスで関わっていただけるとすごく嬉しいです!