AllergyFriendlyDay2025参加者アンケート集計結果
- にいがたテーブル
- 6 日前
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2025年3月20日に第3回目となる、食物アレルギーに配慮したフードイベントを開催しました。
今年は春休み期間に開催できたこともあり、昨年の1.5倍ほどのご来場者がありました。
ご参加いただいた皆さま、ご出展・ご出店いただいた皆さま、運営ボランティアをはじめ開催にご協力いただいた皆さま、楽しい1日を一緒につくっていただき本当にありがとうございました★★★
アンケートに寄せられるご意見やご感想からもたくさん力をいただいています。ありがとうございます。食物アレルギーがある生活がどんなものなのかを広く知っていただきたく、集計結果を毎年公表していますので、ぜひ下記よりご覧ください。
今回は過去2回よりさらに踏み込んで「特定原材料8品目不使用」をテーマに開催しました。食物アレルギーが年々増加傾向ということと、近年のナッツ類のアレルギーの急増も踏まえ、より多くの方々に楽しんでもらいたいという考えからです。
食物アレルギーといっても、原因食材や症状の程度など個人差も大きく、それぞれにきめ細やかに対応することは誤食事故のリスクも大きいのです。
出店者さんにはイベントで提供する全てに「特定原材料8品目不使用」をお願いし、参加者にはコンタミネーションの可能性はゼロではないことを周知しながらの開催となりました。
これは使える食材が限られてしまうデメリットはあるものの、提供側も参加側も8品目は使われていない前提ですので、原材料の説明や確認することが大きく減り、スムーズな運営と利用ができると考えています。
マニュアルを改正しても、研修を重ねても無くならない学校給食での誤食事故をみていると、給食でも同じ考えでやってはどうかと提案したいところです。
大阪府箕面市では数年前からみんなで楽しめるように「低アレルゲン給食」を実施しています。
イベントを開催するまでには色々と大変なこともあるのですが、来場された方の楽しんでくださる姿をみれると、そんなことも吹っ飛んでしまいます。
アンケートからは、普段外食を我慢しておられることや、メニューから「選べる」ということがいかに貴重なことだと伝わってきます。
特に小さなお子さんも、食物アレルギーがあっても成長とともに親元を離れ社会と接する機会は増えますので、このような体験はきっと必要だと思います。
また給食の配膳ができないようなお子さんには、このイベントでお手伝いできることも貴重な経験だと前回ボランティアで参加いただいた親御さんからお聞きしました。
この規模のイベント開催は年に1回で精一杯なのですが、今後も継続していきたいと思います!!
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