10/26新潟日報の一面の記事です。
新潟市と新潟県への取材で、県内で起こっている給食事故の件数が明らかになりました。
下記はデジタル版のリンクになります。
誌面では地域欄に事故にあった子供の主治医のインタビュー記事「命なくす危険あった」、社会欄では「知る、備える、命を守る」というコーナーにて、緊急時の対応の重要性の記事を同時に展開してくださっています。ぜひ多くの方に紙面も読んでいただきたい内容です。
食物アレルギーは海外では「目に見えない障害」と言われているところもあります。
このように報道していただく事で、普段アレルギーに関わりのない方にも、症状が重篤な場合には「命に関わる問題」だということを知っていただける機会となれば嬉しいです。
先日の上越市での給食誤食事故に関して、当コミュニティとして要望書を提出したことも発端となり、マスコミの方々が各方面で取材をしてくださっていたようです。
新潟日報、上越タウンジャーナルの追跡取材で明らかになった事故時の危機的状況は、当初の教育委員会の発表では「適切に対応した」と言っており、全くわからなかった事です。
市民の声にはなかなか耳を傾けてくれない行政も、事後の報道でこれだけの問題点が出てきているので、もう見て見ぬ振りはできないでしょう。
事故に関わった方々には猛省してもらいたいですが、個人を責めても問題は解決しません。
時代の変化とともに、給食のあり方も見直す必要があるのではないでしょうか?
大阪府箕面市はもう何年も全給食を「低アレルゲン献立」で提供しているそうです。 これは事故防止はもちろんのこと、給食に関わる方々の負担も大きく軽減できているはずです。
<箕面市サイト>
今回の記事では「県が市町村の対応を調査する」とありましたので、今後の動きを注視していきたいと思います。
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